結論、私立学校に就職したいなら、自治体が実施する教員採用試験はいりません。
いわゆる、一般教養もないです。学校によっては面接一本という学校もあります。
今回の記事では、私立学校の採用試験についてまとめます。
- 私立学校の採用システムは、理事者の一本釣りや民間企業方式など様々
- SPIなどを実施する場合もあり
- 採用職種も複数ある(教諭、事務職、営業職、総合職)
私立学校には教員採用試験はない
教員採用試験とは、そもそも地方自治体が公立学校の教員を選ぶための、公務員試験です。
以外に忘れがちですが、公立学校の先生は、自治体の公務員なのです。
なので、給与水準も国や自治体が決めますし、
採用については、憲法などの一般常識も必要です。
というか公務員試験と教員採用試験はさほど変わりません。
教員の方は専門がある場合の、専門学科試験があるだけです。
私立学校は、運営者が自治体ではなく、理事者です。
つまり会社なんですね。
だから、試験も含めて、各学校のトップや人事部が決めているわけです。
私立学校の採用試験の中身
私立学校の採用試験の中身は多種多様です。
僕の体験談から話をすると、僕が受けたのは以下のような試験です。
- 基礎学力テスト(専門教科の知識評価、そんなに難しくはなかった)
- 偉い人と面談(なんか理事長出てきました・・・)
という感じ。面接で理事長先生に「うちに来るよね」と念押されて終わりました。
有名私大の付属校とかになると、SPIがあったり、エントリーシートを使いながら2次面談、3次面談というところもあるようですが、
僕の場合は一発勝負という感じでした。
私立学校の試験対策は難しい
全国津々浦々の私立学校を見てみると、採用試験の実施はまちまちです。
きっちり試験内容を公にしているところもあれば、エントリーしてなんとなく口伝でというケースもあります。
対策というか、もう行き当たりばったりしかないのかな?
ただ、私立学校の採用については、実績採用とかツテでの採用も多いんですよね。
例えば、卒業生が母校に就職するというケースは多いです。
この場合、履歴書だけで就職が決まったという事例もたくさんあります。
卒業生だと人格部分もわかっていることが多いし、学校としても安心なんでしょうね。
もう一つは実績での獲得、つまりヘッドハンティングです。
例えば、野球の監督やバレー部の顧問などで、全国大会になんども出場させた実績があったりすると、
私立学校のヘッドハンターから声がかかったりします。
私立学校は実績と業績が連動するので、良い先生は取りたいわけですね。
私立学校に転職したいと思ったら
私立学校は求人をあまり公開していないケースもあります。
こうした場合、転職したいと思ったら、転職エージェントを頼ってみるのも手です。
昨今、私立も人手不足で、エージェントに求人を出してる学校も結構あります。
以下におすすめの転職エージェントを紹介おきます。
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転職の場合は、エージェントを通した方がやっぱりスムーズです。
自分で全部やるとか考えただけで無理ですわ。
で、新卒の場合は、例えば母校が私立学校なら採用担当者に直接電話してみるのがいいですね。
学校の代表番号にかけて、採用担当の方につないでいただきたいのですがとお願いするだけ。
私立学校の事務室は対応が丁寧なところが多いので、多くの場合すんなりつないでくれると思います。
そこで、採用担当者に直接自分を売り込むのがいいでしょう。
多くの場合、私立学校の採用担当者は理事者か校長先生です。
私立学校の就職はおすすめ
僕も私立学校の経験があり、教員として頑張りたいなら選択肢としておすすめだと思っています。
給与水準も公立と変わらないですし、残業代も出ます。
この辺は別の記事にまとめていますので合わせてお読みください。
私立も公立も、教育を担っている聖職者である点は変わりません。
今私立教員を目指しているなら、ぜひ頑張ってほしいところです。



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