ということで、2024年の資格取得は学校心理士を目指すことにしました。
スクールカウンセラーを名乗れる資格の一つとも言われる民間資格ですが、取得難易度がかなり高いので、ハードルが大きい資格です。
今回は、実際に筆者が資格試験を受けてから、合否が出るまでをまとめていきます。
4月 資格取得のための情報を集め始める
当方は、教員として7年程度の実践経験があります。
元同僚も挑戦するということで、お互いに資格認定に必要な情報を集め、報告しあうことにしました。
まとめた感じ、資格に挑戦するためには以下のような類型に該当する必要があります。
- 学校心理学関連大学院修了者および修了見込者
- 公認心理師関連大学院修了者および修了見込者
- 教職大学院修了者および修了見込者
- 教員の経験を有する者(教育職員免許状もしくは保育士資格を有する者)
- 相談機関等の専門職従事者
- 大学・短期大学等の教員
- 学校管理職または教育行政職の従事者
- 公認心理師資格を有する者
- 海外での資格取得者
- 准学校心理士資格を有する者
という感じです。
大学院を卒業しているか、または職業関連では3年から5年以上の実務経験が必要なものばかりです。
ゼロから勉強して、というよりは、実務が生きる資格となっており、ここがかなりハードル高いなと感じました。
スクールカウンセラー系の資格ってピンキリなんですけど、この資格はかなりのハードルです。
筆者は、担任経験含めて、学校経験がかなりありましたので、教員の経験を有するものの類型で申し込む段取りを立て始めました。
ちなみに、類型によって受けなければいけない試験とか、準備物も変わるので、結構難解です!
なんでこんなに難解なんだよ・・・。
結構教員関係者が多そうなので、筆者と同じ教員の経験ありで申し込む人は多いかもしれませんね。
5月 申請書類を取り寄せたりお金に驚愕する
で、この資格結構お金かかります。
いくつかまとめていきますね。
まず、申請書類と過去問は、学校心理士認定機構から買うしかありません。

今時珍しい感じがしますが、申請書類を買う感じになります。
昔、どっかの私立学校がやってた形ですね・・・。
過去問も出回ってはいないため、確認しようとすると、
全部買うなら7,500円かかります。
ちなみに別冊で買うと一冊あたりはもう少し高いです。
下手な専門書買うのと同じぐらいの金額ですね。
そして、申請書類を準備しているのですが、
とりあえず認定試験受けるのに、認定料33,000円かかります。
いや入試やん・・・。
そして、合格した場合は、登録料と更新日で50,000円かかります。
ということで、合格した場合は初年度90,500円確定でかかってくるのでした。
試験会場への移動も考えたら10万円くらいですね。
金額面でもわりかしハードル高いです。
社労士試験とかと同じくらいですね。

今後社労士並みの有名資格になる可能性はあるのかしら・・・
とこんな感じでまとめると、受ける価値あるのか?と思われるかもしれませんが、
個人的に学校現場にはカウンセラーというか、カウンセラーのコンサルが足りないなと感じているんですよね。
カウンセラーが個人で面談もやってコンサルもやるみたいな状況が多くて、カウンセラーが疲弊しているケースってあるんですよ。
学校心理士は、勉強過程でそのあたりの、教育心理学のコンサルテーションも学べるのが大きいと思っております。
これからの学校には必要なスキルな気がするのね。
まずはここまで、6月から申請編とめっちゃ勉強編が始まりまっせ。
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