iPadでアプリを終了するのは、バッテリーに良いと思っていませんか。
実は、Appleの公式見解ではそれは異なるところもあるようですね。
なんとなくWindowsのパソコンなどで、アプリを立ち上げ過ぎていると、メモリを消費してしまい、
パフォーマンスが下がると思ってしまっていましたが、
この辺りOSでの特色や違いがあるようです。
このApple公式サイトのコメントを引用すると、
アプリを終了した方がいいのは、アプリが反応しなくなったときだけです。
という文章があります。
つまり、アプリの不具合がない限りは、バックグラウンドにアプリがあっても問題ないと読み取れますね。
今回の記事は、そんな内容に触れながら、そうは言ってもアプリは終了したいという方向けに、その方法をまとめます。
iPadのアプリ終了方法
iPadでアプリを終了する方法は、モデルによって異なります。
ホームボタンがある古いモデルでは、アプリを使用中にホームボタンを押すことでアプリを終了し、
ホーム画面に戻ることができます。
iOS 12以降のデバイスでは、画面下から上にスワイプすることでもアプリを閉じることができます。
ホームボタンがない新しいモデルの場合、アプリ画面下から上にスワイプし、
画面中央あたりで指を止めることでAppスイッチャーを表示し、そこからアプリをスワイプアップして終了させます。
iPadアプリを終了させず、バックグラウンドでアプリが動いていることによるバッテリーへの影響
バックグラウンドで動作しているアプリは、
一定のバッテリーを消費します。
特に、バックグラウンド更新や位置情報サービスなどを利用するアプリは、
バッテリー消耗の原因となることがあります。
ただし、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当副社長であるCraig Federighiは、
バックグラウンドアプリを終了させなくてもバッテリーに影響しないと公表しています。
iPadアプリ終了についての勘違い
多くのユーザーは、アプリを終了することでバッテリーを節約できると考えがちですが、
これは一般的な誤解です。
iOSはアプリのバックグラウンド動作を効率的に管理しており、
アプリを強制終了する必要はほとんどありません。
また、アプリを強制終了することで、実際にはバッテリー消費を増やす可能性があるという報告もあります。
このように、iPadのアプリ終了方法はシンプルですが、
バックグラウンド動作とバッテリー消費に関する理解は、
より複雑な知識が必要です。
また、アプリ終了に関する一般的な勘違いは、iOSの動作原理を理解することで解消されるでしょう。
コメント