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ビジネス実務法務検定試験とは?試験日や取得のおすすめ度を紹介します。

ビジネス実務法務検定試験Rは、略してビジ法と呼ばれることが多いです。

資格としては東京商工会議所が試験及び資格を発行しております。国家資格ではありませんが、取得を推奨する企業が増えてきています。

ピンク1号
ピンク1号

国家資格じゃないのに人気資格なの?

コ太郎
コ太郎

資格取得を推奨する企業が多くて、累計の受験者は84万人を超えるそうです。

内容はビジネスにおける法務の教養レベルから実務レベルまでとなり、キャリアアップを目指す方におすすめです。

今回の記事では、ビジネス実務法務検定試験の試験方法や取得おすすめ度について、丁寧に解説いたします。

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ビジネス実務法務検定試験の取得おすすめ度は?

ビジネス実務法務検定試験(以下ビジ法)は、受験者層が幅広い試験です。

ビジネスに関わる法律の理解度を測定する試験ですので、総務・法務部門の担当者はもちろん、営業担当者や事務、広報などに関わる人が取得しても役立つ資格です。

コ太郎
コ太郎

ビジネス実務に関わる法律に詳しいことを証明してくれる資格なので、使い勝手はかなりいいです。

会社によっては、法務や総務担当者が、ビジネス法規に詳しくないなんてこともありますよね。

一方で、会社に対する法律の規制は厳しくなってきており、ビジ法も持った人は社内において付加価値を持つ人材であると言えます。

ビジ法は以下のような場面でおすすめ度の高い資格だと言えます。

  • 昇進や昇給を目指したい(管理職や管理職候補者も受験しています)
  • 社会人の必須スキルを身につけてレベルアップしたい
  • 企業のリスクを回避したい

一方、国家資格ではありませんので、この資格を取得することで独占的な業務を行えるわけではありません。

しかし、1級は法務部門責任者のレベルとされていますが、国家資格並みの難しさであると知られておりますので、肩書きとしてはなかなかだと思います。

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ビジネス実務法務検定試験はどんな試験なの?

続いて試験概要についてご説明いたします。

詳細については、以下のサイトをご覧いただくとさらに詳しくわかります。

東京商工会議所検定サイト | ビジネス実務法務検定試験®

2級・3級について

ビジ法2級・3級は、IBT方式(各自のコンピュータで受験)またはCBT(テストセンターに行って受験)方式で受験します。

所定の試験期間内であれば、試験の日時を比較的自由に選べるのがいいですね。

受験料については、CBTの場合はプラスでかかりますので、価格を抑えたい人はIBTで受けるのがいいかな。

試験の内容については、

各級各級の基準出題範囲(※)・合格基準合格者への称号付与
3級ビジネスパーソンとしての業務上理解しておくべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。(ビジネスパーソンとして最低限知っているべき法律実務基礎知識を想定)3級公式テキスト(2023年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。
・100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
ビジネス法務リーダー®
(The Japan Business Law Examination, Grade 3)
2級企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律実務知識を有している。(知識レベルのアッパーレベルを想定)3級の範囲および2級公式テキスト(2023年度版)の基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。
・100点満点とし、70点以上をもって合格とします。
ビジネス法務エキスパート®
(The Japan Business Law Examination, Grade 2)
https://kentei.tokyo-cci.or.jp/houmu/exam-info/#content03より引用

となっております。

テキストの出題範囲となっておりますが、おおよそ次のようなイメージになります。

  • 3級:民法、商法、労働法、独占禁止法などの特例法系列から出題
  • 2級:3級の内容と大きくは変わらないが、より複雑な内容が出題

ビジ法のいいところは、ビジネスに関わる法規で特に必要なところをピンポイントで学べることです。

例えば民法だけ見ても、ビジネスに頻出する部分とそうでない部分があります。

ビジネスで頻出の領域をしっかり学習することで、実務面でも実力がついたと感じることができると思います。

1級

1級はちょっとレベルが違うんですよね。

1級業務上必要な法務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。(実務的対応能力としてのアッパーレベルを想定)1級・2級・3級の範囲に該当する法律および関連法令を出題範囲とします。
・共通問題2問・選択問題2問の200点満点とし、各問題ごとに得点が50%以上でかつ合計点が140点以上をもって合格とします。
■共通問題(2問必須)
民法および商法・会社法を中心に、できるだけ全業種に共通して発生することが考えられる法律実務問題を出題します。
■選択問題(4問中2問選択)
特定の業種に関連する一定の法律をクローズアップして出題します。法務実務の担当者が遭遇するであろうさまざまな場面を想定して出題します。例えば、以下の事例などにより実務対応能力を試験するものとします。
1.取引上のトラブルを処理
2.取引関係に立たない第三者とのトラブルを処理
3.法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルの顛末・処理方法を報告
4.予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応
ビジネス法務エグゼクティブ®
(The Japan Business Law Examination, Grade 1)

その難易度の高さから、国家資格の試験並みと言われることもあります。

企業の法務部門トップなどに求められる知識が出題されます。

やっかいなのが各問題ごと50%以上の得点が必要になるため、苦手分野をつくらず幅広く対策をする必要があります。

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ビジネス実務法務検定試験の勉強方法

1級の勉強時間についてはデータがありませんでしたが、2級、3級については、ビジ法公式サイトにデータがありましたので紹介します。

大まかに紹介すると、

  • 2級3級ともに、回答者の40%以上が、1ヶ月から2ヶ月程度の学習期間をとっている
  • 学習時間については、2級の方が多くなる傾向が見て取れるが、およそ1時間から2時間程度をとっている。

という感じです。ということは、攻略するのに必要な時間はおおよそ120時間くらい、ということですかね。

資格によっては半年とか勉強することもありますので、タイムパフォーマンスは高そうですね。

また、ビジ法の勉強をするなら、特に忙しい人ほどiPadを使った勉強がおすすめ。

詳細は、『ビジネス実務法務検定試験はiPadとアプリで勉強!』の記事をご覧ください。

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ビジネス実務法務検定試験とはビジネス法を実用的に学べる試験

いかがだったでしょうか。

ビジ法は国家資格ではありませんが、認知度も高くなってきており、かつ実務にガチで関わるので勉強することがそのままスキルアップにつながります。

特に、ビジネススキルを高めて、昇進・昇給を狙いたい人や、会社内での活躍の幅を広げたい方には、おすすめの資格となっております。

コ太郎
コ太郎

コンピュータで試験を受けられることも踏まえ、挑戦しやすい試験です。まずはテキストを読んでみましょう。あれ、これいけそう!と思う方が多いようですよ。

この記事を書いた人
kohtarou

趣味はゲームとアニメ・漫画鑑賞。
好きなものはイタリア北部とイギリスのできるビジネスマンファッションと小道具。愛用のペンはペリカン。ミニマリスト。
最強に仕事ができるビジネスマンブロガー。転職3回経験済みのもと教員。現在バリバリの営業職。
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