新社会人の方や、人事異動で「いいスーツ欲しいな」と思い始める季節。
スーツが嫌いって人も結構いるのではないでしょうか。
着心地が悪いとか、堅苦しいとか、そういった意見の中に、
「似合わない」
という意見もあるように思います。
筆者も、新社会人の1年目に買ったスーツが似合わず、なんかツンツルテンの変な感じになり、
スーツが嫌いになりました。
そこから、仕事をバリバリ頑張って、転職して、現在は管理職をやらせてもらっていますが、
スーツにもう一度こだわろうと一念発起したんです。
というのも、管理職になって人に見られている実感を得ているから。
人は見た目が9割なので、ぱっと見でかっこいいカッコで働いていると、
「奴はできるぞ」
と思われるものです。
今回は、かっこいいスーツを着るための4箇条を紹介します。
実は、多くの方が勘違いしているのが、「高いスーツ=かっこいい」ということです。
価格の高さはかっこよさと関係ありません。
では何が重要なのか、結論は以下の4つになります。
- 体型に合ったスーツを着る
- 自分の顔にあった色のスーツを着る
- TPOを考える
- 美しい状態を保つ
それでは、詳しく見ていきましょう。
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そもそもスーツが似合うとはどういうことなのか
スーツが似合うというのは、「人から褒められる状態」ではありません。
鏡の前にスーツを着て立ったときに、しっくりくる感じを持てること。
着ていく場の状況に合っていること。
これを似合っていると言います。
一方、ビジネスシーンではTPOがあり、適切な色やデザインが決まっています。
昨今ビジネスカジュアルが流行っていますが、カジュアルというのはルールがありません。
なので、似合っているかどうかは、その場での個人的な主観になりがちです。
一方、ビジネススーツとして王道のクラシックスタイルは、厳格なルールがあります。
なので、似合っている実感が得やすいのは、「クラシックスーツである」と言えます。

2023年くらいから、クラシックな着こなしが流行っていますが、筆者はとても嬉しいです。
クラシックは、着こなしを考えやすく、おじさんやファッションに悩むすべての人の味方なのです。
なので、スーツ初心者や、しっかりとスーツを着こなしたい人ほど、クラシックスタイルを意識すると良いと考えます。
クラシックの基本はイギリス式またはイタリア式
アメリカ式というのもありますが、イギリス式かイタリア式のクラシックな着こなしを覚えておけば、大きく外すことはないはずです。
イギリス式は、ジャケットに肩パッドがしっかり入り、構築的な仕立てになっています。カチッとした印象で着たい時に最高です。
イタリア式は、肩パッドがほぼ入らない柔らかい印象の着こなしで、生地素材も柔らかいものを使うことが多いです。
一番は、店舗で各スタイルのスーツを試着してみて、試してみることでしょう。
似合うスーツの選び方
ここからは、本格的に似合うスーツの選び方をまとめていきます。
体型に合ったスーツを着る
まず、体型に合った2つを買うことを意識しましょう。
スーツを買う時は、モデルと型紙を合わせます。
Lサイズとか、Mサイズとかではないのです。
まず重要なのは、肩幅です。
肩幅にしっかりと合わないスーツは、疲れますし、いびつなシワがよります。
また、なで肩か、いかり肩の場合に、どのような肩のシルエットにしたいかは大切ですね。
胸の厚みも重要です。
筋肉がどの程度ついているかでも、スーツの印象は変わります。腕も影響を受けやすいですね。
これらのことを総合的に考えると、既製品で似合うスーツを探すのは、結構な手間でもあります。
特に百貨店とかで既製品のスーツを買うのはやめた方がいいですね。
どれだけ高いスーツでも、骨格に合わないスーツはとにかく似合わない。
10万も出すなら、オーダーも十分できる範疇ですので。
あとは、顔が大きいのが気になるとか、太ってるのが気になるから細いスーツを選ぶのもNGです。
逆にデカく見えちゃうよ。
人間の目って不思議なもんで、全体のバランスから見て、顔が小さいとか、細いとか考えるんですよね。
だから、顔の大きさが気になる人がタイトフィットのスーツをきると、顔が逆に目立ってしまう。
何より、タイトフィットのスーツって着心地悪いんですよ。
シワも寄るし。
元々スーツは、ヨーロッパの貴族の部屋着だったので、ゆったり着れることが大切だったのです。
仕事する上でも、動きやすいゆっとりしたスーツの方が、楽だしかっこいいと思う。
ただ限度はあるけどな!オーバーサイズが流行っているから袖丈の合っていないスーツを着たりするのは、
恥ずかしいというか痛い。
だから、サイズが合っているのは重要。
その上で、型紙を自分の体にあったものにするってこと。
スーツは型紙から作るので、例えば既製品のスーツだと、A社のLサイズはみんな同じ作りってことはよくある。
オーダーで作る場合も、フルオーダーなら型紙から作るけれど、パターンオーダーなら型紙は選べないことも多い。
その分安くてコスパは高いけどね。
ただ、筆者は難しく考えず、とにかくまず肩幅を合わせることをおすすめしています。
肩幅がすべての基本で、ここが合ってないと着ていて疲れるスーツになる。
ぜひ覚えておいてください。
自分の顔の色にあったスーツを着る
イケメンならいいんだろ?
ということではありません。
イケメンでもスーツが似合ってない人はたくさんいます。
一番は肌のトーンかなと思います。
スーツは色が重要なんですが、ビジネススーツではグレー、ネイビー、ブラウンが基本です。
この3色の中だと、ネイビーが一番使いやすい。
ネイビーがカッコ悪くなる人ってほぼいないから。
日本人のしろちゃけた感じの肌色には、ネイビーはしっくり来ますね。
というかネイビーという色はどの色でも大体合わせられる有能カラーなので、
「無地のネイビー」
これを一着作っておけば、まず間違いなく似合います。
無地のネイビーつまんなくね?
と思ったそこのあなた。
例えば、オーダースーツ作るならもっと奇抜な生地でスーツ作りたいよとか。
せっかくいいスーツ買うなら煌びやかな色のスーツにしたいよとか。
それが不幸の始めりです。
まず王道である、ネイビーの無地を攻める。
ネイビー持っておけば転職活動も場合によってはパーティだって楽勝ですから。
で、グレーとブラウンについては、難しいところです。
まずグレーですが、似合わない人いますね。
グレーって結構年齢高く見えるんですよね。
だから、新入社員の方とか、20代の方でライトグレーからミディアムグレーぐらいの色を着ていると、なんか老けてね?って思われるかもしれない。
自分でもそう感じでしまうかもしれない。
逆に50代超えてくると、グレーはめっちゃ似合いますけどね。
貫禄も出るし。
グレーに関しては、まず試着して、自分の顔の肌色と合うか確かめるのがいいと思います。
チャコールグレーのような黒に近いグレーは大体多くの人に似合いますが、
グレーをせっかく着るならミディアムグレーの、少し暖かい色味がいいと思っています。
ブラウンもいい色ですが、こちらは明るくなるとカジュアル感が強くなりますね。
なので、まずネイビーの無地を一本作って、そこ後でグレー、ブラウンに挑戦したり、またはネイビーの柄物を揃えたりというのが、いいように思います。
とにかく、自分の肌の色と合わせる。
これが似合っているスーツのためには必須です!
TPOに合わせる
当たり前なんだけれど、会社にバッチリ着こなしたバーガンディのスーツとか着てくる人はいないよね。
特にオーダースーツなんかだと色も幅広く選べてしまうこともあり、カジュアルとクラシックの線引きが曖昧になってしまうこともある。
とにかくまずTPOにあった色のスーツを揃えることが大切です。
ネイビー、グレー、ブラウンの3色をおさえればOK。
ビジネスで使えるブラックもあるけど、ブラックを筆者はおすすめしません。
確かにシャドーストライプが入っていてビジネス利用は想定しているけれど、ブラック=喪服って印象は否めない。
素直にネイビー、グレー、ブラウンを持っておけば、ビジネスシーンで困ることはないはず。
あとは、ネクタイの色や柄、シャツの柄、靴かな。
スーツっていうか全体の着こなしになりますけれど。
まず、困ったときは柄をやめるのがいいと思います。
スーツも、ネクタイも、シャツもぜんぶ無地!
靴はGUの合皮のドレスシューズ。
完璧です。
一流営業マンに見えること間違いなしだと思います。
そのくらい無地って使いやすくていい柄なんですよ。
多くの場合、TPOに合っていないスーツを着ている方は、柄が多すぎるか、靴が合っていないんですよね。
例えば、柄物のスーツに、柄のネクタイ、柄のシャツ。
これはきついですよ。
最大でも、柄のスーツと、柄のネクタイ、無地シャツのように、柄は2色までに押さえた方がいい。
そして、靴はスニーカーとかローファーじゃなくて、きちんとした紐口を履く。ストレートチップでもいいし、プレーントゥでもいい。
とにかく、TPOに合わせるときは、形やデザインでは遊ばない、派手になりすぎないのが基本です。
まずは無地!と唱えて覚えてください。
美しい状態を保つ
最後に、スーツのお手入れ関係になるんですが、高いスーツ買うなら、安いスーツを3本、まずは揃えてください。
というのも、スーツは清潔で綺麗に見えることがもっとも重要だからです。
仕事で使うもんだしな。
だから、とりあえずブラッシングは行いましょう。
全然違うから、くらびれ方が。
こういうやつね。
やり方は、擦るというか、少し叩き気味に(といってもホコリを掻き出す感じね)、点でブラッシングすると良いです。
ブラッシングを定期的にやるだけで、全体的にスーツが綺麗になるし、ウールも元気になります。
あとは、ハンガーにしっかりかけましょう。
肩がしっかりあるハンガーがおすすめ、安くても全然いいので、とにかく肩を大切にしましょう。
こういうのでいいんだよ。
スーツって割と生活習慣でやすい衣類なので、ぜひ意識的に綺麗にしてみてほしい。
似合うスーツはどこで買えばいい?
昨今は量販店最大手の青山もオーダースーツやってます。
オーダースーツがかなり身近になってきているので、筆者はオーダーをおすすめします。
自分の体型にあったスーツに出会いやすいですからね。
すごく高いところもありますが、国内の大手がやっているオーダースーツをまずは試してみてはどうでしょう。
というのも、確かに既製品に少し毛が生えたくらいの出来ではあるのですが、品質が安定していて失敗が少なく、かつ店舗数が多いので、住んでいる地域によらないからです。
国内だと、
グローバルスタイル
スーツSADA
オンワードがやっているカシヤマ
がいいと思います。
選び方ですが、住んでいる地域に近くて行きやすい店がいいです。
というのも、オーダースーツの良さはとにかく「採寸」なんですよ。
スタイリストにしっかり採寸して、どんなスーツにしたいか話をしながらまとめる。
これがオーダーの醍醐味なので、店舗には行った方がいい。
品質はどこも高いので、そうなると行きやすい店舗に行くのが正解だと思います。
筆者は上記の中だとカシヤマしか使ったことありません。
いいですよカシヤマ、最近人気で店舗予約取りにくいですが、安心できるクオリティです。
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では今日もこの辺りで!
本日の一品!
スーツに合わせるネクタイで絶対に押さえたいのが、無地のネイビーです!
面白みはない色ですが、最高にかっこいいので、おすすめですよ。
とにかく間違いないフェアファックスの無地シルク100ネクタイ。
一本持っておくとまじで便利です。
スタイルの幅が広がりますよー。
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