結論、教員を辞めると後悔するかもしれません。
この記事では、後悔するポイントと、後悔しないための具体的な転職の仕方、辞め方を解説します。
- 教員から転職して後悔するポイントは5つある
- 転職の際に押さえておきたいのは「自分の棚卸し」
- 失敗する最大の要因は・・・
また、後悔しないために、転職を一緒に考えてくれる転職エージェントの存在は必須です。
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教員から転職して後悔する理由
教員から転職すると後悔するでしょうか。
実は後悔している人も実際にいるんですよね。
これは転職をすると必ずと言っていいほど発生する【転職ギャップ】から来ています。
転職成功者のきらきらした言葉ばかりピックアップされてしまいますが、転職で後悔するポイントを知っておき、対策を打っておくことが大切です。
今回は、僕自身教員から転職して、後悔したこと、また同じく転職した仲間から聞いた後悔したことを具体的に紹介します。
すべての対策は難しいですが、心にとめて転職活動をしてもらえればと思います。
後悔しないために、まず転職エージェントへの相談をおすすめします。エージェントは転職成功者の様々な事例を知っていますので、転職活動の大きな力になります。
教員が転職で後悔するポイント5選
転職で後悔するポイントとして、以下の5つが特に当てはまります。
- 年収が減ってしまう
- 子どもと関われない
- やりがいを感じない
- 長期休みがない
- 業務での細かい指摘がきつい
順に見ていきましょう。
年収が減ってしまう
僕もそうですし、僕の先輩、後輩、教員の転職仲間はほぼ軒並み年収が下がっています。
教員は一般的に高給取りであることを自覚しましょう。
教員は公務員と同じですので、公務員の給与に加えて教育に関わる手当が出ています。
30代の教員ならおよそ年収で500万円〜600万円の年収をもらっているでしょう。これは一般企業ではなかなかない水準です。
一般企業では、30代でやっと400万円後半に届くかというところが多いと思います。
また業績に関わらずボーナスが出ることも教員の強みです。
僕の先輩は、サービス業界に転職しましたが、コロナ禍で業績が振るわない2年間はボーナスなしだったそうです。

教員はボーナス出ないなんてことないでしょ?
特に地方では、教員や公務員以上の年収を得ることは難しいケースも多いので、年収が下がる前提を持っておいた方がいいかもしれません。
子どもと関われない
そもそも子どもに教育を施したいという思いをもって教員になった方が多いと思います。
学校にいると自然な生徒との会話の中で勇気や元気をもらう場面ってありますよね。
民間企業ではこうした子どもとのやり取りは、基本的にないので、めっちゃドライです。
大人同士のやり取りしかない状況を想定しておいた方がいいでしょう。

僕の先輩は、会社での人間関係が嫌で、結局教員に戻りました。こんなことならずっと続けて、普通に昇給した方がよかったとも話してくれました。
実際、教員から転職して再び教職に戻る人も多いようです。
この辺りは、自分がどんな人に対して価値を提供したいかよく考えておく必要がありますね。
やりがいを感じない
先述した内容に通じますが、やりがいの無い職に転職してもやはり後悔します。
職業に係る時間というのは人生で最も長いわけで、やはりやりがいをもって自分の仕事を実践したいですよね。
やりがいの無い職場にずっといるというのはある意味ブラック企業よりきついことです。
長期休みがない
これも当たり前と言えば当たり前なんですが、教員の長期休みは長いです。
夏休みや冬休みがまとまって取れるので、本当にありがたいですよね。スキルアップしたり家族で旅行したり。
こうした休みは民間ではほとんどありません。
その代わり、年の中に土日必ず休みとかで確実に休日を設け、最終的に教員も企業も年間の休みの日数は同じ感じになっています。
しかし、まとまった休みでないとできないこともありますよね。
こうした休日の変化も織り込んでおかないと、後悔のもととなります。
業務での細かい指摘がきつい
で、最後のものが一番多いように感じるのですが、転職後の仕事になじめずやめていくという先生は多いです。
教員というのは意外に裁量権が大きく、できることが多いです。
自分に係る子どもに対して、どんな教育をしていくか、どんな声がけをするか、こういったことは自分の裁量で変えていけますよね。
民間企業ではそれはできません。
一般的にマネジャーの指示のもと決められたことをやります。
そして、教員時代にはあまり気にしなかったことに指摘がくることが多いです。
たとえば資料の文字や、全角半角、表現、言葉遣いなど。
学校ではあまり重視されないビジネスパーソンとしての常識が問われる場面が多いです。
これがきついと感じる先生は多いようです。
教員時代に持っていた、職業に対してのプライドを折られてしまったというケースもあります。
教員と民間企業での仕事にはギャップがあることは、心にとめておきましょう。
教員から転職して後悔しないための方法
で、ここからが重要なのですが、教員から転職する場合、必ず転職先の企業について調べ学習をしましょう。
どんな魅力的なサービスをしているのか、また自分がどんな働き方で社会に価値を提供できるのか、その魅力を考えておくことが重要です。
人が仕事をするときに重要なのが貢献感であることはよく知られています。
自分の仕事が社会に対して価値を生み出した時、仕事に対しての喜びが生まれてくるのです。
ですから、安易に転職せず、まず自分が何をしたいのか、そしてなにができるのかをたな卸ししておきましょう。
同時に、転職エージェントを必ず利用しましょう。
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エージェントは何人もの転職を支えてきており、転職での重要事項を踏まえています。
上記に紹介した後悔するポイントのすべてを無くすことは難しいですが、ゆずれないポイントをエージェントに伝え、転職先の選定をしてもらうことが重要です。
たとえば、年収500万円はゆずれない、ということもあるでしょう。この場合エージェントと相談しながら、年収の確保を最優先事項に他の条件を絞ります。
この条件を絞る作業を一人でやっているとミスが出やすいです。なので、転職エージェントの力を借ります。
またエージェントはわからないことや困っていること、転職への悩みへの相談も聞いてくれます。
実際、僕もリクルートエージェントで最初に転職活動を始めたときは、エージェントに背中を押してもらって、悩みや不安を払しょくできました。
大手の転職サイトに属するエージェントは、全員が実績をもとに話をしてくれます。
ぜひ、複数の転職エージェントに登録し、使ってみてほしいと思います。
転職後のことを考え続けよう
転職を成功させるために必要なのは事前準備とシミュレーションです。とにかくここが10割です。
じっくり考える時間がとりにくい教員だからこそ、転職エージェントを利用しましょう。
このほか、教員の働き方や転職についてまとめておりますので、以下の記事をご覧ください。
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