今回のテーマは教員から営業職への転職です。
営業職はきつい!というイメージがあるかもしれませんが、正直かなりおすすめです。
僕も営業職に転職しましたので、おすすめの営業職の中でもおすすめの働き方や、資格、転職サービスについて解説します。
営業職=ノルマだが、かなりゆるい
営業職というと営業ノルマがきつい!という考えが真っ先に浮かびますが、正直業務量も少ないですし、教員の働き方と比べたら楽です。
僕はもともと民間企業の営業職で働き、教員に転職、その後再び営業職へ転職しています。
資格としても特別必要なものがなく、すぐに転職したい!という場合、おすすめの候補と言えます。
ノルマについても、達成しなければ給与を払わない!というような黒い働き方はあまりありません。
特に大手の子会などの営業は、ノルマも無理のない範囲で組まれているので、普通に働いていけば達成できることがほとんどです。
法人営業がおすすめ
営業職は、個人のお客さんに商品を売り込むか、法人に対して営業をするかで働き方がだいぶ違います。
法人営業の場合、決められたルートに従って、商品を卸す企業の担当者に営業することになります。
この場合の営業は、売り込みというより「足りてないものないですか?補給しますよ」というような提案がほとんどになり、正直楽です。
一方、転職サイトで調べてみると、法人営業の場合は、法人営業経験何年などの経験値が問われることが多いです。
なので、法人営業に未経験で入れるのは、基本的に第二新卒まで、と覚えておくといいでしょう。
法人営業は、いわゆる営業の押し売り感もなくて人気が高いです。なので、あえて個人営業で転職を狙った方が、転職しやすいと考えます。
営業職をおすすめする理由
教員に営業職をおすすめする理由を3つ紹介します。
理由1 教員は話すスキルが高い
まず営業は商品の価値を相手に伝えられないと話になりません。
伝え方は色々ありますが、多くの場合対面で話すことになります。
教員は伝え方を、教員生活の中で身につけているので、すんなり営業職になれることができると考えます。
理由2 働いた分だけ給与が上がる
営業職にはインセンティブがつくことが多いです。
営業ノルマの達成、もしくはノルマ以上の成果を上げると報酬がもらえます。
さらに残業代もあるので、若いうちから高い年収を狙うことができます。
例えば不動産等などの営業ですと、20代でインセンティブ込み年収1200万というケースもちらほらあるようです(友人の事例。ただし彼曰く、めっちゃきついので全くおすすめしないとのこと)
そこまで高い給与でなくてもいい、ということもあるかもしれませんが、働いた分が成果として還元されるのは嬉しいものです。
教員をやっていると、いくら働いても、成果を出しても、給与は変わりませんから。
理由3 いろんな人の人生に出会える
仕事に何を求めるかは人それぞれですが、営業は人との出会いが面白い職業でもあります。
僕も営業をやっていて、危ない人に出会ったこともあるし、人の優しさに触れたこともたくさんあります。
仕事なので成果を出すことを第一にするわけですが、究極的にはお客さまに価値を提供できる人が営業が上手な人です。
そしてそういう人はお客さまに好かれます。
僕は前職で家庭向けの訪問販売をしていた時期がありましたが、地域のじいちゃんばあちゃんと仲良くなって、よく漬物もらったり、井戸端会議に参加したりしました。
あの時の出会いは営業だったからこそあったものだと思います。
合う合わないは明確にある
とはいえ、営業職が合う、合わないは明確に分かれます。
転職を考える前に一度、職業診断を受けてみるのがおすすめです。
営業職になる上での資格や技術
営業職への転職を考える場合、基本資格は不要ですが、TOEICの得点をとっておくのをおすすめします。
というのも、英語のメールをビジネス利用できるくらいの英語力があると、多国籍企業等大手も、転職先の選択肢に入ってくるからです。
英語力は他業種への転職でも力を発揮するので、挑戦してみるのをおすすめ。
以下の記事に英語資格を本気で取るための方法をまとめています。
おすすめしているのはライザップが運営する英語スクールです。
結果にコミットしてきたライザップだけあって、最後まで粘り強く英語と向き合えます。
英語は続けていけばほぼ確実に成果が出せるので、投げ出させない指導力があるライザップは非常におすすめ。
コミュニケーションの資格を取る
また、必須ではありませんが、コミュニケーションの資格というのもあります。
こちらは履歴書にも書けますし、教員の場合教育にも応用できるのでおすすめ。
文部科学省との実践事例もあるサービスなので、教員のスキルアップとしても優れた資格です。
外出せず3時間で履歴書に書ける資格がとれる!伝え方コミュニケーション検定おすすめの転職エージェント
営業職への転職の場合含めて、教員からの転職の仕方は、以下の記事を読んでいただくと広く理解できます。
特に、年齢や転職を考える地域など、昨今は条件に特化したエージェントが多くなっているので、条件に合ったものを使うのがおすすめ。
今回は特に、求人数が多く、転職サイトおよびエージェントの大手であるdodaをおすすめします。
doda転職市場に出回らない、非公開の求人に強い。
そして、単純に案件数が多いのでとりあえず登録するだけでも、たくさんの求人を見れます。
転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?営業職でつらいこと
教員の転職に営業職はおすすめだと僕は思いますが、つらいこともあります。
僕の体験した中でつらかったことベスト3を紹介。
3位 同僚との競争に負ける
営業職はやはり実力の世界。
インセンティブがそのまま給与に直結するので、先輩、同僚、後輩含めライバルとしての要素もあります。
自分の同僚や後輩が、自分より高い成果を出しているときは、やっぱりつらいし悔しいですよ。
2位 ノルマ未達の時の上司との面談
僕の転職先はノルマ未達の場合の突き上げはほぼなく、緩かったのですが、上司との面談が必ずあります。
その時に、僕の考えを上司に話して、考える時間をもらう、いわゆる「壁打ち」をするんですが、自分のできていないところと向き合う瞬間があって、それはきついですね。
働いている限りどの職場でもあることですけどね。
1位 自分のミスでのお客様からのクレーム
これは一番きついですよね。単純なクレームはもう慣れましたが、自分のミスがお客様の求める価値を損ねてしまったと感じる瞬間はきついです。
ミスがないよう細心の注意をはらいますが、どうしてもミスは出ます。
ある程度割り切ってもいるのですが、いざその場面に対面すると、きついものです。
営業職は成長できる
営業職にはつらいこともありますが、それは全ての仕事にも言えることです。
僕は営業職に転職して、働く時間も比較的自由がきくし、成果を出すことを給与で実感できているので非常に満足しています。
営業職の根底にあるのは、教員が大切にしている人を思う心です。
確かにノルマの厳しい職場があるのも事実ですが、正直、営業という職についてはかなり働き方改革が進んでいます。
教員が働き方改革から取り残されてしまった感がすごい・・・。
営業職も転職の選択肢として非常におすすめできますので、ぜひ検討事項に入れていただければ幸いです。
教員の転職について、その他の選択肢や、転職の段取りなどをまとめて以下の記事に紹介していますので、合わせてご覧ください。
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