今回のテーマは教員に向いているか、向いていないかを判断する上でのおすすめ心理スキルを紹介します。
性格的な特性もあるけど、今回は身につけられる心理的スキル。考え方をお伝えします。
スキルのあるなしで向いているかどうか診断できます。教員続けるか迷っている、という人に今回の記事はおすすめです。もし、スキルがないかも!と思ったら、スキルアップをしていきましょう。
逆に、紹介されたスキルについて、なんか自分と合わないな、と思ったら、場合によりますが転職して、より自分に合っている仕事を探す方が良いかもしれません。
教員からの転職については、僕の体験をふまえて以下の記事にまとめています。
それではまいります。
教員に必須の心理スキル3選
今回は教育現場で生きる心理スキルを紹介していきます。教員にはさまざまな能力が求められますが、合う合わないを決めるのは考え方の方が大きいです。
心理というか、マインドセットというのが合っているかもしれません。
成長を継続したいと考え続けるスキル
一つ目の心理スキルは、成長意欲です。
教員は生涯学び続ける職業です。新しい指導法や、今までの固定観念を壊して、子どもたちにとって良い良い学びを提供し続けるダメには、自分が成長し続ける必要があります。
なので、学び続けることに関して違和感のある人は、教員には向きません。
学ぶことはスキルです。自分のモチベーションを管理し、期間を決めて成果を出していくという考え方が、教員には必須です。
プレーヤーでもあり、管理職でもあると考えるスキル
二つ目は、プレーヤーとして教育に関わることと、管理職のようにマネジメントするという心持ちです。
学校現場に行くと、管理職や教育委員会、保護者への愚痴を延々と話している人がいます。基本、こういう人は教員に向きません。
教員は授業を司る非常に裁量権の大きな仕事です。学校現場に管理職が、教頭と校長しかいないのは、先生方自身にマネージャーとしての役割が求められているからです。
なので教員は責任も重いのです。
特に自分がうまくいっていないのを管理職や保護者のせいにしてしまう人は、教員には向きません。もっと管理職が多く、マネジメントを他の人がやってくれる職場に行った方が幸せになります。
マネジメントというのは、苦手な場合非常につらいものです。合わないなと思う人の多くが、どうして管理職は何もしてくれないの?と思っていると推察します。
実際僕もそうでしたから。
僕は教員から転職して営業職に就きましたが、マネジャーが業務管理をしてくれるので本当に楽になりました。
オンオフを切り替えられるスキル
最後が、オンオフをしっかり分けられることです。
仕事が終わらない!と、夜遅くもしくは朝早く職員室にいる先生、いませんか。
もちろん事務処理能力の優劣もありますし、業務量が多いというのもありますが、オンオフの切り替えができていないことがよくあります。
日中隣席の先生とずっと雑談したり、ネットサーフィンに興じたり。やる気が出るのが午後から、なんてことも。
または休日なのにずっと仕事のことを考えてしまう。仕事している自分に酔ってしまい、結局疲れて周囲にあたってしまう。
教員という仕事が好きなのでしょうが、こういう人は伸びません。
段取りをし、優先順位をつけ、人と比べず、仕事と私用を分ける。教員は多忙ですが、あなた自身が勝手に仕事を作ってしまっている、ということもあります。
仕事のオンオフをしっかりわけ、適度に仕事と付き合えない教員は、はっきり言いますが、つぶれます。
教員に向く心理スキルを手に入れる方法
では、これらのスキルがなければ教員には向かないのでしょうか。いいえ、スキルなのでどれも手に入れることができます。
次は、スキルの入手方法をお教えします。
方法1 自分に成長目標を課す
一つ目の方法は、自分に成長目標を課してみること。
例えば、今後教員には英語のスキルが必要になっていくことが考えられます。というのも、文科省の学習指導要領は間違いなく国際バカロレア(海外大学を受験する権利が得られるプログラムのこと)を意識しています。
何より、文科省がバカロレア教育の推進に力を入れ始めています。
バカロレアには日本語バカロレアもありますが、日本の少子化が進めば英語圏の生徒を取り込む必要も出てくるでしょう。
なので、英語を学んでTOEICで800点とってみる、なんて決めてみるといいと思います。
そうすると目標に向かって勉強しますよね。これが大切です。スクールに通って、資格を取ったりするのもいいでしょう。
こうして、成長に対しての目標を定めて上げれば、成長マインドは成熟していきます。
教員のスキルアップにおすすめのサービスを、このブログでも紹介してみますので、挑戦してみましょう。
最初のうちはなんでもいいですが、教員免許プラスアルファの能力をつけられると、自分の自信にもつながりますよ。
スキルアップを目指したい方には以下の記事がおすすめです。
本を読む
2つ目は本を読むことです。
他のすごい先生方を参考にするのも勉強になりますが、業界のトッププレーヤーの考え方に触れるのがおすすめ。
とくにあなたが若手の先生であるなら、読書経験はホームルームや生徒指導の質を向上させます。おすすめの本は以下の記事で紹介しております。
仕事の成果を考えるくせをつける
教員にはノルマがありません。それがいいことでもあり、悪いことでもあります。
自分の生活について、ノルマを設定するようにすると、だらだらと仕事をすることがなくなります。
カレンダーアプリや手帳を使い、授業準備の時間、休憩時間、事務作業の時間をしっかり区切り、その成果を日記などに残すのが効果的です。
向いていない!と感じたら
教員は非常に多くの裁量権を持っています。それゆえに、心理的に向いていない、と感じてしまう人も多い職業です。
向いていないと感じたら、転職をおすすめします。
特に20代・30代それぞれ転職戦略が変わってきますから、世代にあう戦略をとることが重要です。
転職方法に関しては以下の記事で詳しく解説しております。
職業も選択のひとつです。スキルアップやマインドセットを変えることをまず考えてみて、その後別の道を進むということも考えておきましょう。
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