今回のテーマは、教員から市役所へ転職した友だちの話です。
教員から公務員になるための戦略については、以下の記事でもまとめています。
ちなみに友人のスペックですが、
- 地方国立大学卒業
- 教員1年目で荒れたクラスの担任をやって、休職
- 翌年復帰
- 復帰後すぐ市役所へ転職
という感じでした。彼の事例を取り扱いますが、個人特定を避けるため、各所省いていることをご承知おきください。
ちなみに友人曰く「市役所に転職して本当に幸せ!」だそうです。
一方で、今回紹介する以上に待遇の良い仕事って実は大手企業には多いんですよね(教員が取り残されているのかも・・・)
なので、以下の転職エージェントに合わせて登録しておき、公務員・民間ともに狙う戦略が正解です。
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市役所に転職した彼の話
友人の名前はKくんと言います。
イケメンで、僕は大学で彼と知り合いました。
すごい子ども思いな人で、在学中から地域の子どもたちが集まるイベントのボランティア等によく参加していました。
教員採用試験は大学4年次に突破し、卒業後は即小学校の先生になりました。

在学中から教師への志望を熱く語っていたので、まあ当然の結果だよなーと思ってました。僕はその年の教採落ちてます。
で、しばらくあっていなかったのですが、久しぶりに近況を聞いてみると、「教員やめて市役所で働くことにした」というのです。
ちょうど彼の職場に近いところへ出張する機会があったので飲みにいくことに。
転職のきっかけを聞いてみました。
前任の先生が心を病んで休職したクラスを担当したとのこと。
保護者からのクレームや連日の問題対応で、朝6時から夜11時までの勤務を繰り返す。
休日は家庭訪問。
気がついたら布団から起き上がれなくなっていた。
正直したくない話だったと思いますが、教えてくれました。
あーって感じでしたね。どこも似たようなものだなと感じました。
市役所転職してよかったこと
市役所に転職して、本当に良かったと話してくれました。
彼に聞いたメリットで特に心に刺さったものを3つ紹介します。
メリット1 朝ごはんと昼ごはんと夜ごはんがまともに食べられる
教員だった頃は、クラスが荒れて目を離すと大変なことになるので、トイレにも行けなかったそうです。
朝も早くいかないと、家に居場所がない生徒が登校して来るので、ゆっくり食事を摂る時間がなかったとのこと。
市役所はきちんと昼休みがあるので、3食落ち着いて食べられて幸せだって。
メリット2 クレームに1人で怯えなくていい
小学校教諭時代は、クレーム対応が頭から離れず、疲弊していたとのこと。
市役所にもクレームは来るけど、他の職員もフォローしてくれるから楽だそうです。
学校では、各担当者が余裕なく働いており、ヘルプが頼める状況じゃなかったとのこと。
メリット3 普通の暮らしができる
彼は今同棲しているそうですが、教員時代は、スーパーに買い物に行く時間もなかった。
今は5時には家に帰って、彼女と夕飯の買い物に行けるんだって。
市役所転職のデメリットは?
これについては2つ教えてくれました。
給与が下がったこと
一つ目は、教員時代と比べて給与が下がったことです。
彼は教員時代と同じ自治体で採用を受けましたが、給与は一般的に教員の方が上です。
市役所職員の方が給与が少ない、ということは確認しておきましょう。
子どもたちと触れ合う時間がなくなったこと
教員を志した彼にとっては一番大きなデメリットでした。
今でも、地域の実験教室などのボランティアは、継続して行なっているそうです。
教員から市役所への転職は十分可能
最後に、彼に「同じように転職しようとした場合、転職って難しい?」と尋ねました。
すると「最近は公務員の倍率が下がってきてるから、対策すれば大丈夫だよ」と言っておりました。
教員が公務員行政職への転職を考えていく場合、対策をすれば、彼と同じように転職可能です。
ただ独学での勉強はかなり大変です。
そもそも働きながら勉強するのが大変で、モチベーションも続きません。
本気で目指すなら、スクールに通ったり、ノウハウのある教材を使用するのが近道。
公務員転職へのおすすめの教材やノウハウを以下の記事で紹介しています。
公務員は安定した職です。教員から公務員への転職であれば、生活を大きく変えずに実現可能です。
ただ、一方で教員から市役所転職を使用として、何度も失敗してしまう人がいるのも事実。
そうした場合、自分の転職理由や志望動機をしっかり棚卸しすることが必要です。
転職エージェントでは公務員への転職はできませんが、自分のスキルの棚卸や履歴書の書き方についてプロの目から指摘を受けることができます。
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公務員以外の転職先は狙っていない!という人も、登録してサービスを使うのは無料なので、相談に使ってみましょう。場合によっては公務員より良い条件の仕事も見つかるかもしれないね。
今、教員の方で転職したいなと思っている人は、戦略的に転職に挑みましょう。
この他教員の転職について以下にまとめています。
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