今回の記事では、高校生におすすめの学習に使えるモバイルタブレット、PCの紹介をしていきます。
以下の方向けに、次のような目的でまとめています。
学校によっては、端末をガチガチに制限して、生徒に使わせないことに重点を置いてしまっている学校もありますが、一方でより先進的な利用方法を模索した結果、端末選択から自由にしている学校も増えてきています。
ところが、いざ自分で端末を購入したい!と考えると不安ですよね。
デジタル端末は、価格帯やスペックがさまざまに設定されており、初めて買う時には何を買って良いものか迷ってしまうものです。
特に、大手サイト様でも、スペックの高いものをとにかく買うことが望ましいと書いてあるところもあり、必要十分の括りがわからない場面も多いと思います。
あまり高性能の端末を買って、結局そこまでの性能は要らなかった、ということにもなりがち。
この記事は、学習者が十分な学習効果を得られる相棒と呼べるマシンを【必要十分】な価格とスペックで購入できるよう、選び方から端末ごとの違いまで詳しく紹介します。
筆者が最もおすすめしているのは、iPadです。
iPadは多くの高校生にとって必要十分かつ、最高の選択肢になり得ると思っております。
しかし、端末の価格が6万円以上と高額な上、キーボードなどを別途購入する必要が出る可能性があります。
ですので、その他の端末についても、下記にまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。
この記事を読むことで次の内容について理解できます。
- 学校教育でデジタル端末はどのように利用されているのか
- デジタル端末に求めるスペック
- OSごとの違いとオススメ端末(必要十分・ハイスペックなど、できることもまとめています)
また、この記事はリンクフリーとなっておりますので、学校や企業様、法人様等で、端末の紹介を行なったりする場合に、ご利用いただいて構いません。
それでは早速始めていきましょう。
学校で使用するアプリや、利用の範囲
学校でよく使うアプリは、以下のものになります。
そもそも、学校でデジタル端末を使う目的は以下4つになります。
- 教科書の補助教材
- オンライン授業対応
- 宿題の配信や動画教材の配信
- アウトプット
どれも重要ですが、特にオンライン授業対応と、アウトプットのための使用が重要です。
この二つのために利用するアプリから、必要十分を考えていくと良いでしょう。
オンライン授業に関しては、zoom、マイクロソフトteams、googleのハングアウトなどがよく使われますが、圧倒的に多いのがzoomです。
zoom対応を考える場合、フロントカメラがあり、それなりの動画処理能力のある端末が望ましいと言えます。
次にアウトプットですが、学校でよく使うのはgoogleが提供する各種アプリ(スライド、ドキュメント、スプレットシート)およびロイロノート採用率が非常に高いです。
google関連サービスについては、googleアカウントさえあれば比較的どの端末でもサクサク動きます。
ロイロノートについては株式会社ロイロノートが提供する学習補助サービスですが、できることが非常に多く採用している学校が多いです。
公式ホームページで確認したところ、最新版のgooglechromeが動けば問題ないようです。
以上から、学校で使用する学習用の端末に関しては【ハイスペックは不要】と考えることができます。
ウェブ閲覧がストレスなくできるのであれば、どの端末でも問題なく使用できるでしょう。
前述したiPadは、最新CPUのおかげで非常にサクサク動作しますし、上記のアプリが全て動作することを確認しています。
さらに、家庭によってはタブレットに、スマホと同様に制限をかけたい!ということもありますよね。
iPadであれば、iPhoneと同じく、Apple IDのペアレンタルコントロールが利用できます。
閲覧するウェブサイトや課金などの制限ができますので、こちらも検討要素に加えていただければ幸いです。
詳細は以下のApple公式サイトにてご確認ください。
お子様の iPhone、iPad、iPod touch でペアレンタルコントロールを使う
また、後述するChrome bookについては、googleアカウントを利用したペアレンタルコントロールが可能です。こちらも公式サイトへのリンクを記載しておきます。
Chromebook で使用するお子様のアカウントを管理する
学校でよく使われる端末と選び方のポイント3ステップ
では実際に端末の決め方を見ていきましょう。
端末購入までの3つのステップを記載します。
ステップ1 使用するOSを決める
OSというのは、タブレットやパソコンを動かすプラットフォームのことです。
学校でよく使われるデバイスのOSは次の4つです。
採用が多い順で書いていきます。
特に、上二つの使用が非常に高い状況です。
ChromeOSに関しては、スマートフォンにも採用されているOSですが、googleが提供しているOSになります。スマートフォンでAndroidを利用している場合、使用感はかなり似ています。
一方で、iOSに関しては、iPhoneとの親和性が高いのでおすすめとなります。
高校生の90%以上がスマートフォンを持っている時代ですが、iphoneの人気は非常に高く、国内で大きなシェアを誇っています。
iOSはAppleアカウントを連携することで、さまざまなサービスを受けやすく、また保護者の方もiPhoneユーザーが多いので、設定等が楽だと思います。
そしてWindowsとMacについては少数派です。大学生になっても継続使用できますが、価格は割高になります。
OSに関しては、使い慣れたものが一番良いと思いますが、特にiOSとChrome OSがおすすめです。
ステップ2 使う場面を想定しよう
OSを決定したら、使う場面を考えましょう。
例えば、学習端末は持ち運びを前提とする場面が多いので、軽い端末の方が重宝します。
学校に持っていく利用となるわけなので、重い端末はおすすめしません。
最大でも1kg前後のものを購入するのがよろしいかと思いますが、軽ければ軽いほど使い勝手は良くなります。
また、オンラインミーティングで使用するならカメラの必要性は高いです。
QRコードの読み込みにも使用するので、両面にあるとよいですね。
また、レポート作成で利用するならキーボードがあると便利です。
大学入試でオンライン出願を行っている学校が増えていますし、文書作成をするうえでは、キーボードがあると非常に楽です。
キーボードについては外付けでも準備はできますので、必要を感じたら購入するでも問題ありません。
このほか、タブレット用のペンを準備するかも検討すると良いと思います。特にApple製品は、周辺機器との連携性が高いですが、全て純正品で揃えると結構高額です。
周辺機器についても、使用方法を検討しながら随時追加していくといいと思います。
この時、一番確認して欲しいのが、ケースと画面保護シートです。
持ち運ぶことの多い学習端末は、しっかり保護しておかないと思わぬ破損につながりますから、他周辺機器は置いておいて、必ずケースと画面保護シートは買いましょう。
ステップ3 予算を決める
学習用タブレットは、下は3万円程度のものから、高額なものは10万円以上と価格の幅が大きいです。
使いたいものを使うのが一番とは思いますが、高い買い物なので予算を決めておきましょう。
この時、Apple製品はかなり長く使えると同時に、手放す際にも比較的高額で売却できます。
最終的にいつまで使うのか、売却するのかまで考えておくと無駄がないと思います。
端末のポイントまとめ
- OSはchromeOS、iOS、Windows、MacOSの4種類が基本
- 1kg以下の端末がおすすめ
- カメラがあった方がよい
- キーボードはあればうれしい
では、オススメの端末をOSごとにまとめていきます。
Chromebookのオススメ
さて、学生が購入する端末として、価格帯が手頃でおすすめなのがクロームブックです。
以下に理由をまとめます。
- 重量が軽い端末が多い
- 低価格ながらハイスペックを実現
- タブレットモード、PCモードを切り替えられる
- セキュリティの心配がない
といった点が挙げられます。
まず価格についてですが、デジタルデバイスの価格は端末のスペックと比例関係がありますが、Chromebookはサクサク動く割に、価格が抑えられています。
その理由はOSソフトが非常に軽いからです。
デバイスの性能は、搭載されているcpuの性能や、メモリによって決まりますが、ChromeOSはそもそも動かすためのスペック要求度が低いので、低価格でサクサク動くマシンを作れるのです。
また、セキュリティに関しては、OSが自動的に最新のOSに更新され、常にセキュリティ対策をしてくれます。
Chromeは世界的なインターネット企業であるアルファベット社の開発しているものですので、ウィルス対策に関しても万全です。
ですので、別途にウイルスソフト等を準備しなくてもOKです。
おすすめ1 ASUS Chromebook Detachable CM3 ノートパソコン
Amazonレビューでは星4.0かつレビュー件数500件以上の端末で、コストパフォーマンスの良さを本機の利点に上げる購入者が多いです。
価格が4万円付近と、先に紹介したiPadより手頃になっております。
レビュー数も多く、CPUに関しては低スペックですが、Chromebookでは問題ありません。
メモリも4GBあるので、複数のウェブページを立ち上げても問題なく処理します。
高校生活で必要な情報に関しては十分に処理できるスペックがあります。
さらに、タブレットモード、パソコンモード、スタイラスペンモードなど、用途に応じて使い方を変えられることもポイントが高く、総じてなんでもできる端末に仕上がっています。
付属品のほとんどが初期装備でついているのが素晴らしいですね。
おすすめ2 ASUS Chromebook Flip C434TA
タブレットにもパソコンにもなる万能モデルで、Intel Core M3プロセッサを内蔵しています。Chrome OSはサクサク動きます。
総合的な性能が高いChromebookです。
筆者も以前使っており、家庭でのオンライン授業配信や文書作成、プレゼン作成などはサクサクとこなす高性能 PCです。
そもそも軽いOSのChrome OSに対してIntelのCPUを積んでいるため、非常に早くて快適です。
重量が比較的重いので、おすすめ端末から外そうかと迷いましたが、なるべく様々なニーズに答えられるよう紹介しています。
総じてノートパソコンとして十分な性能を持っており、大学入試に向けたコンピュータベースドテストなども対応可能なスペックと判断しております。
ただ、ノートパソコンとしての側面が強いので、重たいのが気になります。
重量1.45kgと、そこまで重くはありませんが、パソコンバックが別途欲しくなってしまうような重さですね。毎日通学時に持つのは大変かもしれません。
iOSのオススメ
IOSは選択肢が少ないですが、それゆえに選びやすいのが利点です。
また、スペックはどの端末も非常に高いので、学習資料としては十分はスペックを発揮します。
さらに、動画編集等のアプリが無料で付属しているので、使いやすいです。
文書作成に関しても、初期導入されているPages、Numbers、Keynoteが非常に使いやすいですが、Googleアプリを別途に入れて運用することも可能です。
また、その人気の高さからサードパーティ製の付属品が数多く出ていることもポイントが高いです。
端末保護のためのケースや、画面保護フィルム、キーボードなど無数の選択肢が存在し、自分好みにカスタマイズが可能です。
全て純正品で揃えると、割高ですが素晴らしい連携性能を発揮します。
特に、家庭でiPhoneを所持している場合は、クラウドサービスなどを利用できますし、保護者の方がiPhoneユーザーなら、見守り機能の設定を行い、確認することもできます。
また、iPhoneのモバイル通信昨日で、Wi-FiモデルのiPadをネット接続することも可能なので、電話回線を新規に申し込む必要はありません。(テザリング機能の使えるスマホならどの機種でもできることですが、iPhoneとiPadの連携は非常にしやすいです)
おすすめ12022 Apple 10.9インチiPad (Wi-Fi, 64GB)
前述の通り、筆者が最もおすすめする端末です。
ホームボタンが廃止され、見た目もスタイリッシュになりました。
タブレット端末ではありますが、卒業式ムービーの作成や、各種資料の作成閲覧、イラストレーションなど、ほとんどのことが実現できるスペックを備えています。
電源端子にUSBーCを採用したことでも有名な端末です。
エフェクト編集が多少された動画など、処理が非常に重い作業はできませんが、高校生が自己を表現したり、探究活動をしていく上での必要十分プラスの性能を持っています。
学校での採用も非常に多く、Chromebookに次いで第2位の採用率を誇ります。
気になるのは価格帯です。
最も安いモデルでも6万円ほどします。
その分、オールインワンの感が非常に強く、この端末一台でほとんどのことができます。
一方で、iPadは全世代のモデルも現役で活躍できるスペックがあるので、ひとつ前の世代を購入する方が経済的かもしれません。
携帯キャリア等で、電話回線とセットで購入するのもおすすめですが、環境次第だと思います。
おすすめ2 2021 Apple 10.2インチiPad (Wi-Fi, 64GB)
搭載しているCPUが最新機種と比べても遜色のない速度と処理能力があります。正直、実用面では全く最新機種との違いはほとんどありません。
Amazon評価は星4.5で、レビュー件数は1000件を超えています。
最新機種との最大の違いは、
- 電源端子がライトニング端子であること
- ホームボタンがあること
くらいなので、あえて安いこちらのモデルを購入するのもありです。
ちなみに、2022iPadも、2021iPadも、使えるアップルペンシルは第一世代となります。
iPadといえばアップルペンシルというくらい、アップルペンシルのためにiPadを購入するユーザーがいるほどなので、この仕様については確認しておくといいでしょう。
おすすめ3 2021 Apple iPad mini (Wi-Fi, 64GB)
軽いのが正義!を体現している端末と言えます。非常に使い勝手が良く、筆者も愛用しています。
スペックはiPad以上でありながら、さほど価格差がなく、何より小さいのが特徴です。
筆者も愛用しており、ノートを取ったりすることも十分可能です。
小さいことにより携帯製が高く、コンテンツ消費をするには最高の端末でしょう。
また、簡単な動画作成ならサクサク可能なスペックを備えているのも嬉しいところです。
小さいなりにバッテリーの持ちが悪いので、使用頻度との相談になりそうですが、前述した通りモバイル端末は持ち運びやすさが最も重要です。
思いついた時、電車の中で、教室で、すぐに取り出せて文書作成したり、概念図を書いたりすることが重要なので、学習にお供として役立ちます。
小型ですが、8.3インチのディスプレイを備えており、学習利用でも遜色なく利用できますが、ノートを取ったりする上ではもう少し画面サイズが大きい方がやりやすいでしょう。
最大の利点はアップルペンシル第2世代に対応していることです。
充電やペアリングが非常にしやすくなっており、アップルペンシルのためだけにこの端末を選ぶ人もいます。
Windowsのオススメ
社会に出ても通用する基本的なOSです。
Windowsは、日本企業のおよそ9割が、社内OSとして設定しているので、大人であれば一度は使い方に触れたことがある機種でもあります。
マイクロソフト社が提供するOfficeソフトとの相性が最高ですので、仕事で使うならこれ、という人も多いはず。
高校生が購入する場合、スペックの高い端末を購入すれば大学卒業まで使えてしまうかもしれないOSですので、将来を見越して買うのはおすすめです。
学校で使うことが想定されるアプリ類は全てGoogle Chromeアプリをインストールすれば実行できるので、動作的な問題もありません。
また、マイクロソフトが無償提供するWindowsファイアウォールは、かつては脆弱なイメージがあったと思いますが、昨今はウイルスバスターをはじめとした対策ソフトよりも高い防御力を発揮します。
よってウイルスソフトを無理に導入する必要性はありません。
一方で、端末に要求されるスペックは高いです。
Windows自体がメモリ使用率の大きい重めのOSなので、購入の際には最低でもインテルのCore i3以上の端末が望ましいです。
また、AMDが提供するRyzenシリーズもハイコスパでおすすめです。Ryzenは動画処理において高い性能を有しています。
価格についても、Ryzenの方が安いこともあり、スペックについてはインテルと大きな違いはないので、手頃な価格のものを選ぶようにしましょう。
またメモリに関しても、可能であれば8GB以上のものを購入するようにしましょう。
というのも、筆者も長くWindowsを使用していますが、4GBだと1つのアプリ起動で一杯一杯になる場面が多くあります。
高校生の場合、複数のアプリを同時使用することもあると思いますので、可能な限り8GBを基準にすることをおすすめします。
おすすめ マイクロソフト Surface Pro 8
付属品なしの構成で、109,000円。少し割高かなという印象を受けます。
正直、これよりスペックを落としたサーフェスgoシリーズを紹介するか迷ったのですが、搭載CPU性能を考え、より必要十分な用途に使えることを考えこちらを選びました。
一応、サーフェスgoのリンクも貼っておきます。
68,480円です。価格的にはこちらなのですが、搭載しているCPU性能を考えると、4万円以上するけれどもSurface Pro 8の方が総合的に割安で、【必要十分】を満たすと判断しました。
Surface Pro 8は重量も800gと1kgを切りますので、使い勝手も素晴らしい。何より見た目がすごくかっこいいです。
日本の中では、Windows搭載 PCの優位性は非常に高いです。企業に就職した際も使いますので、慣れておくのもおすすめです。
なので、これを購入し、相棒にしておけば、長く助けてくれると確信しています。
一点注意点として、学校での使用するアプリのほとんどは、Windows版がありません。なので、Google Chromeなどのウェブブラウザからアプリを使用することが多くなると思います。
アプリを入れてね!という指示が学校からあった場合に、対応が少しめんどくさいかもしれないと覚えておいてください。
Macのオススメ
選択肢に関しては最も少なく、また筆者があまりおすすめしない端末でもあります。
Macに関しては非常に高い性能と、Apple社が自社開発したCPUの性能が高く、かつての高いだけイメージはすでに払拭され、非常にコストパフォーマンスの良い端末となっています。
しかし、最低購入価格が10万円以上と割高なので、エントリーモデルとしてはあまりおすすめできません。
何より、どの端末も基本オーバースペックです。
しかし、動画作成、プレゼン作成、ウェブサイトの作成運用など、おおよそ企業でも通用するスペックが揃い、クリエイティブな活動のほぼ全てを可能にします。
高校に入ったら、ウェブクリエイターのような作業を独学でも学んでみたいとか、将来について高い目標設定がある方には非常におすすめです。
なお、全ての端末のスペックが総じて高く、Mac OSもMacのために最適化されているので、最低限のスペックのものを買っても何の問題もありません。
メモリやストレージは最小の構成で良いでしょう。最低スペックの端末で使用感を確認することが重要と考えます。最低スペックでもここまで紹介した端末の中ではお化けみたいな凄まじい性能を持っていますので、ほとんどの場合持て余します。
おすすめ 2020 Apple MacBook Air M1
最新版のM2も発売されていますが、性能面の差はほとんどないので、M1をおすすめします。
価格的に数万円の差がありますが、使用上M1で十分すぎます。
非常に完成度の高い端末です。
筆者もメインマシンとして使っていますが、動画作成、ウェブ運用、複雑なマクロのエクセルなど、基本的な動作は全てサクサクこなします。
画面も綺麗で、ウェブカメラの性能も高く、総じてオンライン授業などあらゆるニーズに応えます。
ただ、紹介したほぼ全てが、iPadでもできてしますので、個人的にスペックの半分もいかせていないと思っています。
この余裕が、安心にもつながるわけですけどね。
Windowsと同じで学校で使用するアプリのほとんどはGoogleChromeを入れておけばOKですので、使用上の問題もありません。
唯一にして最大の欠点は、価格及び割と重いということです。
Airが最も軽いシリーズなわけですが、重量は1Kgを超えますので、ずっしりしています。持ち歩きの際は専用のケースに入れるなどして、他の荷物と分けて持った方がよろしいかと思います。
まとめ
ここまで、 OSタイプごとにおすすめのモデルを紹介してきましたが、筆者が最もおすすめするのは、iPadになります。
特に高校生の使い方を考えると、持ち運ぶ用途が非常に重要となりますので、軽い方が取り回しが効きます。
また、Apple製品は非常に高い耐久性と、AppleCareをはじめとした保険、修理の体制が豊富です。そして、保護者の方からすると、簡単に見守り機能を使えるので、使用の制限等もかけやすくなっています。
まず迷ったらiPadを買ってみると、少なくとも学習用途で困る、ということはほとんどないでしょう。
しかし、学習端末というのは相棒であり、当然愛着持って大切に接するべきものです。
高価な買い物でもあるわけなので、自分の使用目的や、予算に応じ、柔軟に選択肢を変えていくことが重要と考えます。
なお、どの端末で準備をする場合にも、学校に持っていく場合には、その学校のルールを守り、学校の仲間全員が気持ちよくデジタル端末を使用できるよう、各自が心がけていく必要があります。
デジタル端末に対する付き合い方を、デジタルシティズンシップと呼びますが、良い市民としての正しい使い方を心がけましょう。
また、学校に持っていく際は、高価なものなので、記名をしたカバーを付けるなど、紛失、故障の防止を意識して、持っていくと良いを考えます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。ぜひ、あなたにとっての良い相棒が見つかることを願っております。
また高校生におすすめのアイテムや、受験対策、就職対策を以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。
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