上履きは非常に重要です。
学校教員にとって上履きは、人生の仕事時間の中でもっとも履いているいわば仕事靴です。
今回は教員の上履きで特におすすめの上履きを紹介します。

上履きはおしゃれの上でも重要です。
着ている服とチグハグになると、全体のバランスが崩れてしまいます。
スーツに合わせることや、時にカジュアルな服装に合わせることも想定して、
紹介しますね。
教員の上履きの選び方がわかる
おすすめの上履きがわかる
上履きは勝負靴なのでお金をかけたほうがいい
道具を買う場合のお金の原理をご存知でしょうか。一般的に、もっともよく使う道具にお金をかけることが一番満足度が高くなります。
上履きは教員生活で最も使う道具の一つですので、少し高いものを選ぶくらいがちょうどいいと思います。
小学校の先生はジャージで過ごす場面も多いので、スポーツメーカーや登山メーカーの出している上履きはよく似合います。
中学校・高校の教員の場合、主にスーツスタイルですので、革靴や黒っぽい上履きを履くと非常に上品です。
靴は人間の服装の中でかなり目のいく部分ですので、教員としても社会人としても、勝負できる靴を履くのがよろしいかと思います。
教員の正しい上履きの選び方
続いて、正しい上履きの選び方を紹介します。以下の3点を守って靴を選びましょう。
- かかとがある【サンダルスリッパ系はNG】
- 黒いもの【材質よりも色】
- 通気性がある一方冷えない【職員室は暑く寒い】
一つ一つ理由を紹介していきますが、読み飛ばして商品説明へ移動していただいても問題ございません。
かかとがある【サンダルスリッパ系はNG】
教員は走る機会が多いです。
生徒というのは、小・中・高どこであっても、想像外の行動をするものです。走ってとめたり、助けたりするためには、走ることを常に想定しておいた方がいいです。
僕も入校当時、お世話になった教頭先生に【絶対にかかとのある靴を履くように】と言われました。
最初スリッパで通勤したんですよね。
それに、学校は階段の上り下り含めかなり移動が多いです。
僕が常勤で働いていた時はよくiPhoneの万歩計で歩数を測定していましたが、授業して教室と職員室を往復しているだけで、毎日1万歩以上歩いていました。
意識していたのではなく、単純に移動回数が多いのです。
なので、総じてかかとのある靴の方が疲れにくいと考えます。
また、学校教員の中にはかかとあるなし問題に対してなみなみならぬ問題意識を持つ(要はやかましい)教員もいますので、まあかかとは必須だと思います。
黒やダークブラウン【材質よりも色】
カラフルでもいいんですが、やはり上履きの状態で以下のような場面に出ることがあるので黒またはダークブラウンがいいです。
- 入学式・卒業式【礼服着用義務が一般的】
- 保護者との懇談会【スーツスタイルが一般的】
学校現場で生活する以上式典は避けて通れません。
礼服の状態で走り回らないといけないこともあるので、材質にこだわらず黒いものが一番良いです。
一時期陸上用の緑のランニングシューズで仕事していた時期があるのですが、卒業式の際に悪目立ちしてしまいひどく気疲れしました。
学校では、式典時の上履きについてうるさく言わないこともありますが、保護者はけっこう見てますので、黒いものがいいと思います。
もちろん、式典の時に履き替えるというのも選択肢としてありですが、普段使いの上履きと式典用の上履きの2足を管理するのはめんどくさいですよね。
なので、始めからあらゆる場面で無難に対応できる、黒い上履きを履くのがよろしいかと思います。
通気性がある一方冷えない【職員室は暑く寒い】
職員室の冷暖房はわりとバグっていることが多いです。
ほとんどの職員室が、夏暑く冬寒いので、足元が不快になることが多いです。
夏は靴を脱げば何とかなりますが、冬の場合は本当に足元が冷えて大変です。
ゆたんぽを用意したりひざ掛けをしたりして自衛するわけですが、やっぱりいい靴は防寒面でも優秀だったりします。
足の冷えはそのままストレスにもつながるので、しっかり対策できる靴を買うことをお勧めします。
教員のおしゃれ上履き10選
では、これよりおすすめの上履きを紹介していきます。今回の選定基準は以下の3つです。
- アマゾンなどで購入しやすい代表的なもの
- 性能面で優秀かつレビュー評価も高い
- おしゃれ度が高い
を基準にしました。価格に関しては1万円以下、3万円以下、3万円以上で選んでおります。
ちなみに、革靴を選ぶ場合は、3万円以上の靴を選んだほうがいいです。
3万円以上の靴だと、直そうと思うからね。
1万円以下
[プーマ]SOFTRIDE フィール スリッポン
今回紹介する中では最も手ごろな価格です。
高いクッション性を持ち、走ることに関しては非常に快適な靴です。
どちらかというと小学校の先生向けかと思いますが、移動に関してはかなり楽な靴で、デザインも落ち着いていて、ジャージにもスーツにもよく合います。
テクシーリュクス TU-7774
コスパがおかしい靴。
本当に楽。
ゴアテックスモデルもありますが、室内ばきならこれで十分でしょう。
デザインも高級感がある。
それでいて、全力で走れます。
ドレスシューズで手に入りやすいものを探している人はまず試してみましょう。
ムーンスター ウォーキングシューズ
快適ムーンスターのウォーキングシューズ。
ムーンスターはどの靴もコスパ抜群なので、探してみる価値あり。
Amazonですぐにスポンサーで出てきて、怪しいなくらいに思っている人がいたら
一回挑戦してみてください。
普通に良いです。
1万円から3万円
[ザノースフェイス] スニーカー VELOCITY KNIT ベロシティ ニット II
超人気です。上履きにもタウンユースにも使えてしまう、非常にかっこいいデザインのスリッポンです。
全天候対応、軽量防水透湿、はっ水加工を採用したモデルで雨天にも対応できます。
教員をやっていると結構多いのが上履きのまま外に飛び出さないといけないケースです。
子どもが急に外に出てしまったりすることがあるので、こういった全天候対応の靴は便利です。
実は学校の教員に、ノースフェイスは非常に人気があります。
靴でなくとも、ジャージやカバン、コートがノースフェイスという先生はけっこういますよね。学生にも人気です。
ですが、意外に上履きとして履く人は少ない印象ですので、職場でかぶる心配はそこまでたかくありません。
また、ノースフェイスブランドをつけていると、「あの先生おしゃれだな」と思われる可能性は、前述のブランド人気からも高いです。
かなりおすすめの靴で、僕も愛用しています。
[アディダス] SST スリッポン フリース コアブラック GX1367
アディダスの靴はデザインが近未来的でかっこいいですよね。
Amazonの商品概要をみると、保温性に力を入れているとのことで、職員室の環境の悪さをはねのけてくれる上履きだといえます。
包まれるような感じが心地よく、履いていて疲れる感じはありません。もはや靴下。
今回紹介した商品の中では、履きやすさは断トツの1位。すっと足が入ります。
なので、焦っている時や、すぐに靴を変えたい場面では活躍しそう。
そういう場面がなければいいんですけど、学校現場ではわりと多いよ・・・。
[メレル] ウォーキングシューズ ジャングルモック メンズ
履きやすく、動きやすく、あらゆる服装に合わせやすい万能靴。
僕も長年愛用してきた、メレルのジャングルモックは外せません。
正直万人に受けるデザインと、誰もが納得できる歩きやすさの靴です。
Amazonの商品紹介より引用すると、スッと履けるフィット感が心地よく、長時間歩くときも疲れを軽減。撥水性に優れ、汚れにも強いピッグスキンレザーを採用しているとのこと。
実際靴屋での取り扱いも多いので試着しやすい靴です。
[クラークス] ビジネスシューズ 革靴 ティルデンキャップ
クラークスのビジネスシューズは軽くて歩きやすくて大好きなんですよね。
見た目もかっこいいでしょ。
高級履と見紛う素晴らしいデザインとフィット感が特徴の靴ですよ。
3万円以上
この辺りの価格帯になると、直して履くことも選択肢に入るでしょう。
3万円以上で買うのなら、革靴がオススメです。
上履きとして考えた時、実はインソールにヌメがわを使った革靴は非常に蒸れにくくて最高ですよ。
パラブーツ コインローファー
脱ぎ履きしやすいローファーは上履きにオススメ。
パラブーツですとジャンボードやミカエルが有名ですが、コインローファーもなかなかの傑作です。
履けばわかるよさと、かっこよさ。
ヤンコ モンクストラップ
スペイン・マヨルカ島で120年以上にわたり靴製造を手掛けてきたホセ・アルバラデホが1961年に立ち上げたシューズブランド“ヤンコ”。
超有名ブランドです。
そして、履きやすい、素晴らしい作りの靴でもある。
モンクストラップは脱ぎ履きがしやすく、上履きにはおすすめの靴です。
ヤンコのモンクストラップはドレッシーでかつ存在感があり、グッとファッションが引き締まります。
ちなみに、モンクストラップを選ぶ場合、ダブルモンクはやめといてくださいね。
ダブルモンクはどのブランドのものも、下側のストラップが壊れやすく、ほぼ確実にすぐ壊れます。
モンクはシングルモンクにしておきましょう。
[クロケット&ジョーンズ] ローファー グランサム2
長年にわたり、日本で最も高い人気を誇る英国靴ブランドのひとつとして親しまれるクロケット&ジョーンズ。
その名作であるローファーは、最高にかっこいいです。
英国のクラシックな魅力を備えながらも、現代のビジネスカジュアルにも合わせられる素晴らしいデザイン。
何年経っても色褪せないそのデザイン性の高さは、マスターピースと呼ぶにふさわしいですね。
教員の上履きで一番おしゃれなのは
今回紹介したものはどれも素晴らしい製品なのですが、僕が最近ずっと履いているのは、これなんですよね。
一番は本当にどのような服装にも合う万能デザインが素敵です。
新素材ゴアテックスを使用しているのも魅力で、人間の発する汗の水蒸気は外に逃がす一方で、大きな雨粒などは内部に侵入させません。
通気性が高いのに、足全体を包み込み暖かい。
ブランドのよさ以上に、製品プロダクトの良さがにじみ出ている商品だと思います。
上履きもそうですが、普段使いしても満足度の高い靴なので、買う価値ありです。
今回は、教員におすすめしたい上履きを紹介しました。どの商品もアマゾンプライム会員であれば試着できるので、試してみることをおすすめします。
このブログでは、教員に役立つ情報を発信しています。以下の記事に教員のアイテムや、仕事の仕方、お金などまとめていますので、あわせてご覧ください。
コメント