教員と結婚するってどうなんでしょうか。
今回は、教員の僕と結婚した嫁さんの意見を記事にしています。
本記事は、教員と結婚したい人や、結婚を考えているんだけど出会い方や結婚でのメリットやデメリットを知りたい、という方におすすめの内容となっております。

教員が出会いを探したいって時は、以下の記事にまとめているからそっちを見てね。
なお、結構厳しいコメントも入ってきますので、ご注意あれ。
教員と結婚するメリット・デメリット
教員と結婚すると勝ち組か?と問われれば、引き分けって感じです。
教員と結婚するメリットは以下の通りです。
- 年収は同年代に比べて多く、安定している
- 金融機関からお金を借りやすく、家を建てたりするとき楽
- 子ども思いな人が多い
特にお金に関しては、教員は公務員でもあるので安定しています。
地方では、同年代より高い給与をもらっている可能性が高いです。
続いてデメリットですが、
- 労働時間が長い【特に部活動】
- ストレスが多い【保護者対応や長時間労働】
教員はわりとブラックな働き方をしておりますので、結婚する際には考えるポイントになります。
ちなみに嫁さん曰く、

クラブ顧問だけは絶対やめて!
と言われ続けております。
正直、教員のデメリットはメリットを帳消しにしてマイナスにするくらい大きいので、詳しくまとめておきます。
部活というなのボランティアが家庭を壊す
部活動は、現代社会の闇です。
土日祝日返上で部活動を行うことを、強要されるケースも多いので、本当に気をつけましょう。
一時期は、【部活離婚】なんて言葉も話題になりました。

結婚後の一番幸せな時期に、部活のせいでほとんど家にいれなかったという先生はたくさんいます。
僕がクラブ顧問をしていた時は、嫁さんとめっちゃケンカになりました。

平日は帰ってくるのいつも9時とか10時で子どもが寝ちゃってるし、土日もほとんどいないから家族で出かけられない!部活なんてやらないでよ!
とのこと。本当にその通り。
僕だって部活なんぞやりたくはない。
しかし、部活をやらないと「土日に部活しないから強くなれない」と保護者からクレームがくるし「部活を全力でやらないなんてとんでもない先生だ」と管理職から圧力かかるしで最悪でした。
なんとなくやらざるを得ない環境になっていくんですよね。
これは働いている学校の種類にもよります。
詳しく解説していきます。
教員の種別ごとのポイント
というわけで、クラブ顧問しているかしてないかで、かなり生活が変わります。
勤務している学校の事情もあったりします。
今回は、小学校・中学校・高校のパターンをまとめていきます。

ちなみに給与が高いのは高校>中学>小学校の順です。
小学校教員との結婚のポイント
まず小学校にはクラブ活動がありません。なので土日全部潰しています!という先生はほとんどいないです。
ただ、ストレスという面では一番大変な職だと断言できます。
教員の仕事は相手にする生徒の学齢と反比例します。
小学校が一番指導が大変です。
小学校では自分の専門教科含め、全ての教科を担任1人が教えています。
そのため、仕事を持ち帰ったり、朝早く学校に行って仕事をする先生も多いようです。
特に、子どもの登校時間が早い場合、勤務時間外ですが、早く行って子どもを出迎えるという働き方をする先生が多いですね。
中学校教員との結婚のポイント
おそらく最もブラックなのが中学校です。
高校進学のために、準備する書類も多いですし、思春期ゆえに時間のかかるトラブルも多い。
そして何より部活動があります。
中体連の大会は基本的に土日なので、多くの土日が潰れる覚悟が必要です。
知り合いに年間で家にいたのが3日だけ、というバレーボール部顧問がいましたが、彼はどうなったかな。
高校教員との結婚のポイント
高校教員は楽です。
授業は専門科目特化で、生徒も年齢が高いので、地域の指導困難校でもなければ、比較的余裕を持って働けると思います。
注意したいのはやはり部活です。
特に高校のクラブ活動は大きなお金が動いているものも複数あり、以下に該当するクラブに所属する場合は覚悟が必要です。
- 野球
- サッカー
- バレーボール
- 陸上
これらは、全国規模で放映される大会を持っていますので、学校も生徒募集のために力を入れていることがほとんどです。
部活動の実施ガイドラインが文部科学省から各学校へ提示され、土日はどちらか休みが原則となりましたが【大会で勝つために休みなし】という学校はいまだに多いです。
教員は魅力的なので出会いたい
そんなわけで、ここまで見ていくとやはり部活動というのが暗い影を作っているのがよくわかります。
しかし、その一方教員になる人は子どもの教育に対して高い志を持っているかたも多い。
あたたかい家庭を作る上で、子どもを大切にしたいという思いは大きなプラスになります。
教員の方と出会ってみたいという人も多いですよね。
次は教員の結婚事情について紹介していきます。
教員が結婚する職業第一位は教員
まず、教員は教員同士で結婚することが非常に多いです。
理由は簡単。部活をしていれば土日も潰れるわけで、出会いの場が職員室くらいしかないからです。
なので、職場結婚がほとんどとなっています。

僕は嫁さんと街コンで出会いましたので、マッチングサービスなどを利用しないとなかなか出会いがないです。
教員との出会いの場は?
とはいえ、異業種の方と結婚する人もいます。
その多くがネットで知り合っているケースがほとんどでしょう。
僕もマッチングアプリや街コンなどのサービスを利用して婚活しましたが、同じような教員はたくさんいます。
マッチングアプリの場合、職業が公務員となっている人は教員の可能性も高いです。
私立学校の教員は公務員ではない
一点注意点として、私立学校の先生は公務員ではありません。
私立はあくまで私費によって運営されている学校法人ですので、そこで勤めている先生は民間企業の職員となります。
もちろん私立にも教育のための公費が入ってきているし、私立教員の給与は公立教員に準ずると法律で定まっていますから待遇面で大きな違いはありません。
結婚は2人の幸せのために
ここまで教員との結婚についてまとめてきました。
確かに大きなデメリットはあるんですよ。
ただ、結婚は2人の幸せのためにあります。
困難なことはあるけれど、それはどの職種も同じです。
人生いろんなことがあります。
結婚したいと思ったその気持ちが何より大切なので、そこを一番大切にしてくださいね。
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