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教員はやめとけ!教員の仕事がつらい・泣けてきた場面10選と転職したときの気持ち

今回のテーマは教員が「教員はやめとけ!」と感じた時のことをまとめます。

僕はつらいなーと思いながら8年ほど教職をやってきました。楽しいこともあったし、教員になってよかったという瞬間もあったけれど、本当につらい時はあった。

その時のことや気持ちをまとめておくと、誰かの足しになるかなと思い、この記事を書きます。

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教員が辛かった瞬間10選を体験談を交えて紹介します。

僕が教員をやっていて辛かった瞬間です。今はもう笑い話ですけど、当時は本当に深刻に悩みましたわ。

きついパワハラにあった時

以下の記事でもまとめていますが、教員には暗黙のルールがあります。

学校の運用上のことで、意見を言ったことがあったんですね。

それが学校のドンともいうべき教員の逆鱗に触れてしまい、職員室の中でドヤしあげられ、謝罪させられました。

報復とばかりに他の仕事まで押し付けられ。

今でもたまに夢に見ます。ぶん殴っておけばよかったなと思いますね転職したわけだし。

その後もことあるごとに嫌がらせを受けました。生徒の前で、「お前の指導が悪いから生徒がかわいそうだ!」と怒鳴られたこともありました。

あまり言いたくないですが、学校はパワハラが蔓延していると思っています。

管理職からというより同僚からのパワハラは頻繁にあります。クソだね。

興味関心のないクラブ指導に関わった時

初任校のテニス部がけっこう強くて、そして保護者のくせが強かったんですよね。

テニスには本当に興味がなくて、あんな球の打ち合いして、何が面白いのとだいぶ失礼なことを思っていました。

お前に指導力がないから子ども強くならないんだーと親が怒鳴り込んでくることもあったね。

一つ感じたのは、人間興味のないことを好きになることはないってことだ。先輩教員には、「興味関心を持つことも仕事」と言われたが、土日返上で球の追いかけっこを見続けることは苦痛以外の何者でもなかったな。

学校教育からクラブ活動がなくなることを、心から願っているよ。

テニススクールにみんな通えばいいじゃない。スクールの先生も儲かるし喜ぶよ。

前述したパワハラもしんどいけど、なんだろうね、賽の河原で石積みが行われる理由はまさにこれだよなと思う。

興味のない部活指導は、不毛。そして、不毛を感じるとき、ものすごくつらくなる。

誰も助けてくれない時

教員の仕事はけっこう膨大です。一時期、教科の主任と、教務事務の責任者と、担任を兼務していたんですね。

正直担任だけでもけっこうしんどいのですが、やれ研究授業の指導案だ、やれ副教材の集金通知だ、保護者対応だと、てんてこまいに忙しい時期がありました。

その時、あまりの忙しさにぶっ倒れて、2週間くらい入院したんです。

あの時は本当に不思議な感覚でした。自分の体が一瞬宙をまったように感じた後急激な寒気がやってきて、自分の体が自分のものではないような感覚でした。

お医者さんにも「過労だね」と言われ、まあそうだろうなと思いました。

で、学校に帰った後、自分の机の山積みにされた仕事の山を見た時、卒倒しかけました。

危うくまた入院するところでしたよ。

イヤイヤ僕のいない間の仕事溜めっぱなしかよ。管理職が他の人に振ったりしないのかよ。

デスクの上には締切の過ぎた報告しなくてはいけない案件や、緊急性の高いものがいくつか置かれ、だれでもできるような仕事が積み上がっていました。

教頭先生に、復帰後に言われたことを今でも覚えています。

「先生がいないと学校回らないわ」

違うよ、お前が回すんだよ。僕じゃない誰か、他の人を立てればいいんだよ。

という声を飲み込んで、病み上がりながら必死で仕事しました。

僕が遅くまで働くのを尻目に、他の職員たちは勤務時間後ちょろっと残業して帰っていく。

職員室には、僕だけが残っている・・・。

集団の中にあってこそ、孤独は際立つという言葉を思い出しました。

この他、学校現場だからこそのルールもあったりして、理想と現実のギャップに苦しむ先生は多いです。

コ太郎
コ太郎

組織管理のできない管理職は、存在価値がないね。

業務分担があきらかに不公平なとき

これは教員あるあるなんですが、学校って管理やマネジメントが全くと言っていいほど機能していないのです。

管理職がそもそも校長と教頭しかおらず、

校長は当たり外れが大きく、

教頭は雑務に追われ死んでいるからかなあ。

とにかく少しでも能力のある先生にはゴリゴリと業務が降ってきます。

私も多かったときは、担任、学年主任、教務、時間割、委員会の取りまとめ役、運動部顧問と重なっており最悪でした。

ちなみに手当はつきませんので悪しからず。

自分より働いてない教員の方が給料が高いと知ったとき

これは業界的に仕方ないことなんですが、

教員って年次昇給なんですよ。

で、年のいった先生ほど若手への押しつけ体質が強くなっていくんですよね。

これは、自分が若手時代に年寄りたちに仕事を押し付けられてきた腹いせですね。

こういう悪循環を切らなければいけないんでしょうが、ずっと続いてますよ。

教員こそジョブ型雇用が重要だと思います。

使えない教員に居場所なんてないですからね。

前述した大量の校務分掌を持っていたとき、僕の給与は手取り25万前後でしたが、副担任しか業務をやっていない50代教員の手取りは40万くらいでした。

いやーほんとやりがい搾取っすわ。

会話の通じない教員が多い

職員室で会話していると、会話のできない教員は思った以上に多いです。

そうした教員に共通するのは、

  • この学校の伝統だから
  • こうすべきなんだ
  • 私は協力しませんよ

です。これ管理職にも平気な顔でいう教員がいますからねえ。

そういう人は解雇にしたらいいと思いますが、日本の教員採用はもうちょっと頑張った方がいい。

こういう教員本当に多いんですよ。

会話にならないので、基本ケンカです。

給与が業務内容から考えて明らかに低い

教員は多忙です。

残業時間は平気で過労死ラインを超えます。

業務は年々増えており、ICT教育、ルーブリック、総合的な探求の時間、外部連携、英語教育と、わけわからんことになっています。

その期間、教員の給与は増えたのでしょうか。

増えてません。

むしろ物価上がって給与下がってる説まであります。

安定しているんですよ、なんですけど業務量と釣り合ってはいないんですよねえ。

まあ校長まで上り詰めても年収1000万円行かない時点でな。

実績や昇給を望んでくる業界ではないんですよねえ。

やべー親がいるとき

担任を持つと保護者対応はどうしようもないんですが、

子どものことが絡むと頭おかしい人が増えるんですよね。

親でやべーやつはけっこう多いです。

例えば、ポルノ案件で退学事案が会ったとき、たかがそれくらいで退学を進めるとはどういうことだ!

と校長室に殴り込みかけたやべーやつがいたりしたよね。

いやいや、犯罪事案ですからね。

退学で当然だから。

と思ったんだけど、我が子のことだとおかしくなるんだろうな。

他にも過度な要求をしてくるとか、会話が通じないとか、教材費を滞納しまくるとか、

上げ出したらきりない。

というか、教育は公共サービスで、相手を選べないからね。

教員になる地域は当たり外れあることを知っておいた方がいい。

やべー生徒がいるとき

生徒もねー、やべーやついるからなあ。

昔みたいに大っぴらではないけれど、学校内での暴力や金銭のとり上げは普通にあるし、

最近は学校で性行為をする子が結構問題ですね。

修学旅行中とかに男子が女子部屋に行って・・・というのも最悪です。

夜中の2時に保護者呼んで指導して、修学旅行中止にしたこともありますからねえ。

やべー地域住民がいるとき

あと学校ってビジネスの場所を変えられないので、地域住民の格好の標的になるんですよね。

クレーマーはかなりいて、やれ生徒の態度が悪いとか、生徒の声がうるさいとか、

四六時中に渡ってクレームの電話をしてくれる人が地域には必ずいます。

これが不思議なもんで、必ず地域の中にはそういう人がいるんですよ。

で、クレーム対応の先生は死にそうな顔になるんですよね。

僕?ええ、クレーム係だったことがありますよ。

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あなたが真面目で良い先生であるほどつらい

ある時気がついたんですね。この仕事はおかしいと。

だから僕は転職しました。

今の学校現場は、ガチャです。配属先の特性と、マネジメントにあたる管理職、どちらもハズレが大きすぎる。

僕はガチャに外れたなと思いました。

僕自身にも教員としての能力が足りてなかったのだと思いますが、何もしていないのに自然と涙が出てきた時に気がつきましたよ。

このままでは危ないと。

この記事をここまで読んでいただいたあなたは、おそらく教員を続けるのがつらいなと思っているかもしれません。

一つはっきり言えるのは、人には誰しも許容度があるということです。

それがストレスなのか、別のものなのかはわかりませんが、許容できないものはあふれます。

もしあなたが、教員を頑張っていきたいと、志をはっきりお持ちなら、きっと大丈夫です。

けれど、以下のようなことがあれば、教員という仕事から逃げたほうがいいと思います。

  • 悲しくないのに涙が出てきたり、急に怒りっぽくなったりする。
  • 体調がおかしい、体に力が入らず、希望が持てない。
  • 毎日辛くて仕方がない。

上記は、僕が転職を決意したときの状態です。

僕はにげました。正直あのまま教員を続けていたら、再起できないところまで行っていたと思います。

転職して、今は幸せですと断言はできませんが、少なくとも仕事をする中で情緒が不安定になったり、倒れることは無くなりました。

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自分を愛せるのは自分

この世には、本当に大切なものがいくつかあります。その一つが自分です。

自分のことを真に大切にできるのはあなた自身です。教員というのは素晴らしい食ですが、自分を犠牲にする必要は全くありません。

そこまで行っても、所詮仕事。お金をもらって働いているだけです。

本当につらいと思った時は、転職とかそういうことも置いておいて、逃げることも重要だと思います。

僕は結果的に転職をして、ある意味教職から逃げたわけですが、少なくとも笑顔で働けています。以下の記事で転職について紹介しておりますので、もしよろしければご覧ください。

この記事を書いた人
kohtarou

趣味はゲームとアニメ・漫画鑑賞。
好きなものはイタリア北部とイギリスのできるビジネスマンファッションと小道具。愛用のペンはペリカン。ミニマリスト。
最強に仕事ができるビジネスマンブロガー。転職3回経験済みのもと教員。現在バリバリの営業職。
プロフィール画像は何の関係もないピチピチのねーちゃんのイラスト。

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